こんにちは、やまとです。

成長株投資やモメンタム投資を本格的に始めたいけど、何から始めらいいかわからない…。
とりあえず本を読んでサクッと勉強したいし、本当にオススメの本を教えてほしいな。
こういった疑問、要望に答えます。
本記事を読むことで、成長株投資やモメンタム投資を学ぶ為のオススメ本を知ることができます。
本当に役に立つ本を厳選したので、これから投資法を学び、自分の投資スタイルを確立したい人は参考にしていただけたら幸いです。
僕自身、これらの本を読むことで自分の投資スタイルをある程度確立させることができました。
それにより勉強の身ですが、規律のある投資スタイルに近づくことができました。
それでは、投資法を効率的に学べるロードマップ形式で本を紹介していきます。
成長株投資とモメンタム投資を学ぶ為に読んだ5冊の本を紹介します!
1冊ずつ順番に読み進めていけば、投資法を理解できるようになっていきます。
①1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術
こちらは日本の個人投資家であるDUKE。さんの著書です。
成長株を対象にしたテクノファンダメンタル派の考え方について、彼自身が株式トレードから得た知見をベースに取引方法や情報収集、株探サイトの使い方、株式市場の観察方法など幅広く解説されています。
成長株投資やモメンタム投資についてわかりやすく書かれている為、初心者が最初に読むにはベストな本だと思います。
基本的な会計・投資用語がわかれば読めると思いますし、わからない用語があればググりながら読めば問題なしです。
②スピード出世銘柄を見逃さずにキャッチする 新高値ブレイクの成長株投資法
この本は、先に紹介した【1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術】の著書DUKE。さんと、ふりーパパさんの共著です。
DUKE。さんがアベノミクス市場のデータ分析と大化け株の事例を解説し、ふりーパパさんが成長株の発掘法と売買法を解説しています。
どちらも数値を用いた解説を中心に展開されていて、フワフワした感じが一切なくデータに基づいた考え方を学ぶことができる良書です。
日本人が書いた成長株に関する本はたくさんありますが、その中でも本書はトップクラスの内容ではないかと思います。
③私は株で200万ドル儲けた
【私は株で200万ドル儲けた】と、なんとも胡散臭い題名の本ですが、内容は本物なので安心してください。
こちらの本は、ニコラス・ダーバスというダンサーが株式投資の失敗を繰り返しながら「ボックス理論」を発案し、200万ドルもの大金を儲けるノンフィクションです。
株式投資の本でありながら株価チャートがほとんど出てこないので、読むのに少し苦労するかもしれません、、、。
とはいえ、株式投資の知識も経験もないダーバスとともに数々の失敗を学びながら読めますし、物語形式なので読み物としても楽しめるところがオススメです。
④ミネルヴィニの成長株投資法
【ミネルヴィニの成長株投資法】は、今回紹介する本の中でも一番オススメしたい本です。
なぜなら、僕自身がこの本を読んだときに「株式投資で儲ける」ということのイメージがついたからです。
ミネルヴィニが書いた一つ一つの考え方が論理的であり、言葉に重みがあり、既に2度3度と読んでいます。
これ程までに成長株投資とモメンタム投資についてわかりやすく解説された本はないと思います。
最高峰のテクノファンダメンタル投資家の一冊、ぜひ手に取ってみてください。
⑤オニールの成長株発掘法【第4版】
こちらのウィリアム・オニールの本は成長株投資におけるバイブル的存在の本であり、成長株投資家は必ず読んでいる名著です。
本書にはオニールが過去125年間さかのぼって市場分析を行って導き出した、大化け銘柄を発掘する方法「CAN-SLIM」について解説されています。
また、損切りのタイミング、資金管理方法、数種類のチャートパターンの解説が書かれており、成長株投資のすべてが書かれている教科書的な印象を受けます。
この本は600ページを超える超大作なので、読むことには間違いなく苦労すると思います。
とはいえ、多くの成長株投資家が読破していることもあり、成長株投資家として挑戦し、成長していきたいなら読む以外の選択肢がない神本です。
成長株投資とモメンタム投資の知識を学んだ後にやること
5冊の投資本を紹介してきましたが、本を読んだだけで儲かるほど株式市場は甘くはないですね。
投資スタイルを確立する為に要点を整理する
投資スタイルを確立する為に、本を読みながら要点を整理することが大切です。
なぜなら、投資スタイルを確立するにも基本の形が必要であり、まずは本の内容を頭で理解することが重要だからです。
具体的には、銘柄の選定方法や株式を買うときのチャートパターン、売るときのチャートパターン(損切りを含む)などです。
複数の本を読んだ方は、どの本の投資法をマネするか悩むかもしれませんが、基本の形を決めるだけなので、あまり悩まずに決めたら良いと思います。
ここでは本を読みながら要点を整理し、不完全な仮の投資スタイルを作っているイメージになりますね。
整理した要点通りの投資法を実践する
次は仮の投資スタイルをもとに、成長株投資・モメンタム投資を実践していきましょう。
ここで、頭で理解してるだけの知識を実際に使えるスキルに変えていき、投資における知見を積み上げていくイメージです。
実際に投資を実践しながら、「なぜ買うのか、なぜ売るのか」などの売買記録をつけていくことをオススメします。
これにより、「投資スタイルに従った投資ができたのか?、今の投資スタイルの改善点はどこか?」などに気がつくことができるようになります。
なので、実践を通して知識をスキルに変え、成長株投資・モメンタム投資の経験を積んでいきましょう。
蓄積されたスキルと知見で投資法の改善を続ける
成長株投資・モメンタム投資のスキルと知見が蓄積されてきたら、投資スタイルを改善していくことになります。
仮の投資スタイルで実際に運用して、ノートに運用記録を書いてきたことで、上手く行かないところや改善した方が良いところが出てきていると思います。
その内容に従って改善を繰り返し、本で学んだ投資スタイルに自らの知見を取り入れたオリジナルの投資スタイルを作ります。
ここでのポイントは、改善するのは1項目ずつにすることです。
2項目以上を一度に変更してしまうと、何が良い変更で、何が悪い変更だったのか把握することができなくなってしまうからです。
なので、1項目ずつ投資法に変更を加えていき、少しずつ投資スタイルをアップデートしていきましょう。
あとは、このプロセスを繰り返し、優位性のある投資スタイルの確立を目指すことになります。
投資本を読むことで見える世界が変わる
そろそろ終わりにしようと思いますが、最後に「投資本を読むことで見える世界が変わる」ことについて解説します。
この文章を読んで、「本当に見える世界なんて変わるの?」、「それに、どんな風に変わるの?」と疑問に思いますよね。
これについて僕自身の経験を紹介すると、モノを価格だけで判断していた自分から、価格と価値の関係から判断できる自分に変わりました。
あと、お金の知識を手に入れたことで政治経済への関心が高まったり、将来に対する漠然とした不安を減らすことができました。
この勉強の過程で本に相当お金を使いましたし、あなたは「本にお金を使い過ぎるのもね、、、」と思うでしょう。
ただ、今の時代は便利なものでKindle Unlimitedを使えば、定額でたくさんの金融や投資に関する本を読めるようになっています。
本を読むこと自体が苦手な人は、AmazonのAudibleで本を聞くのが良いかと思います。
ローコストで一生使える知識が得られるので、これらは相当コスパの良い自己投資だと思いますね。
なので、興味のある方はぜひ試してみてください。
少ない自己投資で金融と投資の知識を身につけ、将来の見える世界を変えられますよ。