【映画考察】TIME/タイムは残酷な資本主義社会を表現した映画

【映画考察】TIME_タイムは残酷な資本主義社会を表現した映画 コンテンツ考察

こんにちは、やまとです。

今回は【映画考察】として、僕の好きな映画であるTIME/タイムについて映画鑑賞後の考察を書いていきます。

スポンサーリンク

TIME/タイムは残酷な資本主義社会を表現した映画

TIME_タイムは残酷な資本主義社会を表現した映画1

資本主義社会は、富を持つ者は更に富を増やし、富を持たざる者は更に富を失う残酷な仕組みをしています。

 

その残酷さをお金ではなく、時間を基準に描いた作品がTIME/タイムであり、資本主義社会を分かりやすく学ぶことが出来る映画です。

 

基本的には現在の社会体制が丁寧に表現されているので、鑑賞の価値ありです。

 

TIME/タイムの世界観

映画考察を書く前に、TIME/タイムの世界観を共有しておきます。

 

まず、TIME/タイムの世界には通貨が存在せず、時間が通貨の代わりとして機能する社会です。その為、珈琲や電話料金、バス料金など商品・サービスを購入するには時間と交換する必要があります。

 

また、25歳で身体の成長が止まると共に余命1年となります。

尚、時間は個人間でやり取りすることが出来たり、媒体に保存して持ち歩くこと、専用線を用いて送受信することが出来ます。

 

つまり、富裕層は親から子に時間を与えることが出来るので時間切れ(寿命による死)を恐れることはありません。これに対して、貧困層は時間がなく日々を生きることに困窮している為、労働力の提供と引き換えに時間を得るしかない状態になります。

 

ちなみに、時間の保有量に応じてタイムゾーン(生活エリア)が区分けされ、区間を跨いだ移動には交通料が必要であり、富裕層と貧困層の住む世界は景観・治安・商品・サービスなどが別世界です。

 

ここに説明して来たように、TIME/タイムは“時間=通貨”の世界観が表現されています。

 

貧困層の労働者が時間を求めて工場へ出勤する様子

先にも少し触れましたが、貧困層は残り時間が少なく常に寿命切れと隣り合わせなので、時間を得る為に工場に働きに行きます。

 

仕事に関しては、単純労働の繰り返し、ノルマの増加に、労働体制の不整備などがあり、劣悪な環境と言えます。しかし、それでも時間を得られなければ寿命切れになる為、働き続ける他に選択肢が無いのです。

 

このシーンを見ていると、今日の飯にありつく為に会社に出社している自分も差が無く、力の無い労働者であることを感じて生活基盤の脆さに危機感を覚えました。

 

多少の貯蓄をした所で構造上の安定が無いことには、生活基盤が不安定な状態が続き、少しのリスク(事故や災害、病気など)にも耐えられないと感じます。

 

富裕層が生き続けられるように体制をコントロール

TIME/タイムの世界では、富裕層が無限の時間を手にする為の構造が構築されており、“時間を取る者と時間を取られる者”が明確に分かれています。

 

主人公が生まれ育ったスラムでは税金と物価が同時に引き上げられ、人々が時間を失い確実に死ぬようにコントロールされているのです。そして、スラムで生活している人々は、この事実を知らないのです。

 

日本では消費税が不定期で引き上げられたり、労働にかかる所得税が累進課税で増えたり、復興支援特別税という新たな制度が生まれたりと、人々のコントロールが行われている点は同じだと感じました。

 

また、そのコントロールは富裕層に優位なルールとなっています (収益構造や税制など)。そうでなければ、一部の富裕層が世界中の富の大部分を手にすることなどあり得ません。

 

スポンサーリンク

【まとめ】残酷な資本主義社会に対する考察

【まとめ】残酷な資本主義社会に対する考察

今の日本には資産クラスタ毎の物理的な壁は存在しませんが、実際の所は目に見えない壁が存在していると思います。

 

それは、“時間的な壁、金銭的な壁、知識的な壁”です。

 

ただ、今の日本にはTIME/タイムの世界程の残酷な壁は存在せず、インターネットを介して様々な情報を獲得することが出来る環境にあります。

 

その為、僕達は壁を取り払う為に、まず壁の存在を認識し、壁を取り払う為の方法を学び、富裕層と貧困層におけるルールを理解・利用することが大事だと思います。

 

そして、少しずつ現状をシフトして行く努力を怠らなければ、富裕層への道は開けて来ると思います。

 

折れること無く、資本主義社会の攻略に努めましょう。

 

それではまた!

はてなブックマークもお願いします!
このエントリーをはてなブックマークに追加
コンテンツ考察
スポンサーリンク
やまとブログ