MECEよりもMECE感が大事?【全体網羅より仮説構築と検証】

MECEよりもMECE感が大事?【全体網羅より仮説構築と検証】 考え方
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MECEよりもMECE感が大事?

MECEよりもMECE感が大事?

仕事をする中で、ビジネスシーンではMECEよりもMECE感が大事だと感じたので、MECE感について僕の考えを展開します。

 

MECEを使うべき場面は、網羅性が何よりも重要とされる場面であり、研究結果を示す学術論文や国内人口における各世代の割合など、何かしらの結果や現状を対外的に発表する時です。

つまり、明確な答えやデータがあり、客観性が重要視される場合となります。

 

そもそもMECEとは?

ご存知の方も多いと思いますが、そもそもMECEとは何なのかについて纏めておきます。

 

MECE(ミーシー)とは、Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive の頭文字を取ったもので、“相互に排他的で、網羅された集合“のことを意味します。

つまり、簡単に言えば”漏れなくダブりなく“という意味になります。

 

尚、MECEはマッキンゼー・アンド・カンパニーにより開発された概念であり、ロジカルシンキングの基本概念です。その為、多くの経営分析手法やマーケティング分析手法は、MECEの考え方を基本概念として構築されています。

 

なぜMECE感が大事なのか

ここからは本記事の本題となるMECE感が大事だと考える理由を解説し、その事例をお伝えします。

 

まず、ビジネスシーンにおいてMECE感が大事だと考えるのは、テクノロジーの一般化によりビジネスの発展と衰退の速度が上がったからです。

競合他社とマーケットシェアを奪い合う中で、予測される事象一つ一つに対して、MECEを重視して全体を網羅するような情報収集やデータ分析を行う時間はありません。

それでは、MECEではなく何が必要なのかと言うと、MECE感であり、仮説構築と検証だと考えます。

 

全体を完全に網羅することを目指すのではなく、30%~50%の事実を把握した上で仮説構築を通じてMECE感を出すことがビジネスシーンにおいて大事です。

そして、確度の高いと考えられる仮説から順に検証サイクルを回し、ビジネスにおける勝ち筋を導き出すことになります。。

実際に現代ビジネスで最大の規模を誇るGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)は、プロダクトのプロトタイプを市場に提供し、ユーザーの利用データを活用してプロダクトを進化させています。(プロトタイプのレベルが高いことと、プロダクトの進化の質と速度が高いことは言うまでもありません。)

 

ビジネスにおいて、全体の完全なる網羅は限りなく不可能に近いと思われる為、仮説構築によりMECE感を持ち、仮説検証で実際の精度を高めることが大事だと考えます。

 

 事例①
・GoogleやAmazonは、私達の検索履歴を基に興味のありそうな広告を表示させたり、関連商品をレコメンドしたりとユーザーのアクションを得た上で個々人に適した形のサイトを提供しています。
事例②
・日本コカ・コーラが販売している檸檬堂(レモン酎ハイ)は、まず九州で限定販売を行った上で全国販売に移行しています。これも、まずは小規模な検証として九州でのテストマーケティングを行い、そこでのユーザーの評価を基に全国展開に踏み切っています。

 

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MECEによる全体網羅よりも仮説構築と検証が大事

MECEによる全体網羅よりも仮説構築と検証が大事

ビジネスシーンではMECEによる全体網羅を必要とするケースも当然ありますが、すべてを全体網羅の思考で取り組むべきではないです。意識して使い分けることが大事になります。

 

先にも書きましたが、情報収集やデータ分析を逐一行ってから先に進むような考え方では、競合他社に対して先を行くことは非常に難しいです。

その為、一度で勝負を決めることを目指すのではなく、仮説構築を基にプロトタイプを作成して市場に投下し、その後に仮説構築と仮説検証のサイクルを回すことが競合他社の先を行く為には必要だと考えます。

つまり、仮説構築と仮説検証のサイクルを速く繰り返し回すことが大事であり、それだけのことが出来る体勢構築が必要になります。

 

プロダクトを何度でもアップデート出来る時代なので、アップデートの回数が多い方が質と量の両面において優位に立つことは明確です。

 

MECE感を持ちながら答えの分からない市場(ユーザー)に問いかけ、答えを見出して行く力が試される時代だと思います。

 

 

本記事を書くきっかけになったオススメ書籍を載せておきます。

 

それではまた!

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