苦しかったときの話をしようか:森岡毅/就職・転職前に必ず読むべき

読書

こんにちは、やまとです。

 

大手IT企業で働く20代のサラリーマンです。

時間があれば本を読んでいるような読書好きです。

 

先日に下記のツイートをしました。

【苦しかったときの話をしようか】
森岡毅さんが書かれた「苦しかったときの話をしようか」を読みました!
日本人に足りないキャリアへの考え方が学べて、就職、転職前には必ず読むべき本だと感じました。
特に最後の章は真っ直ぐな思い出書かれていて、泣きそうになるほど心打たれる文章でした。

 

タイトルの通りになりますが、今回は【苦しかったときの話をしようか】について、書評を書いていきます。

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苦しかったときの話をしようか:森岡毅/就職・転職前に必ず読むべき

今年から社会人になりキャリアについての悩みがあったので、本書を手に取りました。

僕と同じように、キャリアについて悩んでいる方に向けて記事を届けようと思います。

 

本書の構成

【第1章】 やりたいことがわからなくて悩む君へ
君の宝物はなんだろう
会社と結婚するな、職能と結婚せよ

【第2章】 学校では教えてくれない世界の秘密
そもそも人間は平等ではない
君の年収を決める法則

【第3章】 君の強みをどう知るか?
まずは目的を決めよう
ナスビは立派なナスビになろう

【第4章】 君自身をマーケティングせよ!
面接で緊張しなくなる魔法
My Brand設計の4つの要点

【第5章】 苦しかったときの話をしようか
劣等感に襲われるとき
無価値だと追いつめられるとき

【第6章】 自分の「弱さ」とどう向き合うのか
「不安」と向き合うには
未来の君へ

【おわりに】 あなたはもっと高く飛べる

 

【要約】苦しかったときの話をしようか

本書のタイトルは【苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」】であり、著者が就活前の自身の子供に向けて書きためていたメモからできた本です。

 

本書の内容としては、仕事を決めるまでに考えるべきことや資本主義社会のルール、自分の強みの見つけ方、面接時や職場で自分をマーケティングする方法、著者の過去の体験などがあります。

 

就職・転職など今後のキャリアに悩む人に対して、本質的な部分を切れ味鋭い文章で語られています。

 

仕事において、新しいステージに進むすべての人にオススメできる一冊です。

 

本書を購入したきっかけ

冒頭でも少し触れたように、僕自身が社会人になりたてて今後のキャリアについて悩みがあったことが、本書を購入したきっかけです。

 

これに加えて、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で森岡さんがUSJの再建を語るシーンを見た記憶があり、前々から「どんな方なんだろう?」と思っていたこともきっかけの一つです。

 

これらが本書を購入したきっかけになります。

 

本書をオススメしたい人

✔️今後のキャリアについて悩んでいる方

就職、転職問わず、今後のキャリアについて悩んでいる方は必ず読むべきだと思います。

僕自身も、今後のキャリアについて悩んでいるところですが、本書を読んで悩みが少し解決できたような気がします。

なんというか、ヒントを与えられて、糸口が見つかったような気がするんですよね。

 

✔️自分の強みを見つけたい方

自分の強みを見つけたい方にも、ぜひ読んでいただきたいです。

というのも、本書の中で「キャリアにおける強み」を見つけるための方法が提供されており、キャリアを形成していくためには必須の「自己理解」ができるからです。

あなたが何に向いているのか自己理解を得ることは、今後のキャリアを考えていく上で非常に重要ではないでしょうか?

 

✔️資本主義社会でのキャリア戦略を学びたい方

「なんで資本主義社会の話?」と思われるかもしれませんが、本書は資本主義社会というルールを踏まえた上でキャリア戦略を考えられる構造になっています。

僕自身もキャリアを考える際には、資本主義社会という大きなルールを理解しておくことが重要だと思っているため、他のキャリア関連の本と比較しても非常に有益だと感じました。

なので、世の中のルールを理解した上でキャリアを考えたい人にとっては、必読書になります。

 

✔️自分をブランディングしたい方

自分をブランディングするためには、それなりの意識を持って仕事をしていく必要があります。

なぜなら、ブランドは勝手に生まれるものではなく、作り出すものであり、相対的なものだからです。

具体的には、職能を愛し、結果にこだわり、職場や会社、ビジネス市場などに良い影響を与える、そんな意識です。

会社のネームバリューではなく、自分の名前で仕事をしたい人には読んでほしい内容です。

 

✔️勇気付けられたい方

キャリアに関する本なのに「勇気付けられたい方ってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、僕自身は読んでいて勇気付けられる点がいくつもありました。

というのも、本書は著者が就活前の自身の子供のために書きためていたメモから生まれた本であり、ストレートに感情を乗せながら書かれているからだと思います。

本書を読んで勇気付けられることで、キャリアを前向きに歩むことにも繋がると思います。

 

印象に残った文章を抜粋

ここでは印象に残った2つの文章を抜粋します。

君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかないのである。この事実を直視することは、君にとってのキャリアの勝ち筋を見つけるための大切なスタートラインになるだろう。君がこれから積み重ねる努力のフォーカスは、この3つしかないというのが、君に伝えられるパースペクティブの1つだ。

*パースペクティブ・・・本人が認識できる世界

森岡毅 著:苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 pp.56-57

 

キャリアを築くということは、自分の強みを理解して、その強みを光らせるために努力し、自分が最も輝ける場所で挑戦することだと納得した文章です。

 

生まれながらにして格差がある世の中ですが、日本はまだ自分自身で挑戦するステージを決められたり、失敗しても再チャレンジができる環境にあります。

 

なので、文中にある3つの変数を意識して理想のキャリアを積極的に築いていかねばならないと感じました。

 

真剣に考えて欲しい。「何も失敗しなかった人生……」。死ぬ寸前に自分がそう呟いて天寿を全うする場面を想像して欲しい。それで本当に悔いなくあの世に逝けるのか?何も失敗しなかったことは、何も挑戦しなかったことに等しい。それはかけがえのない一生において、何もしようとしなかったということ。それは臆病者の人生の無駄遣いそのものだろう!失敗しない人生そのものが、最悪の大失敗ではないのか?大丈夫だ、人は何をしていても、何もしなくても、どうせいつかは死ぬ。どうせ死ぬのだから、何かに挑戦することを怖がる必要なんてない。むしろ許された時間の中で、やりたいことをやらないと大損だろうに……。

だから、不安に逆毛だったビビるような挑戦に立ち向かっている君は素晴らしいのだ!痛いのも不安なのも、生きている証拠だ。そんなとき、君はその瞬間を“生きている”のだ。物理的に生きていても、実際は生きているか死んでいるかわからないような人が山ほどいる中で、君は勇敢にも安全なテリトリーを踏み出して、命を燃やしながら何かに挑戦しようとしているということだ!その道を自ら選べたなら、自信を持っていい。君の勇気と知性は共に健在なのだから。

森岡毅 著:苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 pp.271-272

 

この文章を読んだときに、「前半は本質的、後半は勇気付け」の構成に感じました。

 

結論として、人は死ぬことが決まっています。

なので、失敗しながらも人生を成功させていくために、過程の質を高めるために必死にならないといけないなと感じさせられます。

あとから「大損した…」と思うような人生では、勿体無いですからね。

 

また、惰性で人生を過ごしている人が多い中で、成長するために痛みや苦しみを感じながら挑戦を重ねるのは、とても尊いことなんだと感じました。

挑戦による痛みや苦しみは人生が好転する前兆かもしれないので、すぐに逃げず乗り越えていくことが大切ですね。

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【感想】苦しかったときの話をしようか

この世界は残酷だ。しかし、それでも君は確かに、自分で選ぶことができる!

 

本書の初めに、この言葉が出てきて「どういうことだろう?」と思いながら読み進めました。

 

読み終えてから思うのは、【確かにこの世界は残酷な構造をしているけれども、僕たちが自分自身でキャリアや人生を選べること、意識的に選ぶ必要があること】を伝えられたように感じます。

 

また、キャリアを題材にした本としては、他のキャリア本のように形式的なことが書かれた本ではありません。

 

森岡さんが本質に迫ることに重きを置き、書きたいことを切れ味鋭い文章でストレートに書かれているため、学びが多く、読んでいて痛快です。

 

なので、就職・転職前やキャリアに悩む人が必ず読むべき一冊だと感じました。

 

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