こんにちは、やまとです。
先月に引き続き、5月に読んだ本のまとめ記事です。
読書は量が全てではありませんが、今月は読書量が少なくなってしまい反省しながらの執筆です。
4月の記事の一つ目の項目がコラムみたいなものだったので、今月もコラム的なものを書いて記事をスタートします。
読書の目的と知識の定着
僕が読書をするときに考えている、読書の目的と知識の定着についてまとめます。
ビジネス書を中心に読むタイプとしては、読書は「楽しむよりも学ぶもの」という意識が強いです。
なので、本から知識を取り入れることが目的となります。(これは結構当たり前ですね…笑)
そこで、本から学んだことを長期的な知識にするために、積極的にアウトプットすることを心がけています。
意識している5つの行動について、以下に書き出します。
②メモをWordやpagesに書き起こすこと
③ブログにまとめること
④人に本の内容を話すこと
⑤実際に本の内容を仕事や日常生活で試すこと
本を読み進めながら、これらの行動を繰り返すことで知識を定着させています。
ちなみに、メモを書いたり、ブログにまとめることは比較的簡単です。
難しいのは人に本の内容を話すこと、仕事や日常生活で試すことです。
なぜかと言うと、本の内容がしっかりと頭の中に入っていなければアウトプットができないからです。
なので、初めはメモから入り、徐々に難しいこともやるようにしていきます。
5月に読んだ本
5月は、これらの本を読みました。
・仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?
以下に、本の簡単な紹介とワンフレーズ&一言をまとめます。
フリー〈無料〉からお金を生み出す新戦略
著者:クリス・アンダーソン
簡単な本の紹介
一言で言えば、フリー〈無料〉の上で成り立つ仕組み(ビジネス)の完全まとめのような本です。
フリーの概念や歴史から始まり、デジタル世界でのフリーの使われ方がIT業界や新聞雑誌業界のビジネスモデルを例に解説されています。
ビジネスモデルについては、無料でモノやサービスを提供して人を集め、そこで集まった人に対して商品を販売していく様々な戦略が書かれています。
これまでもフリーの影響力を利用してビジネス展開した人はいましたが、ITを使って個人でもビジネスを展開できる現代では、フリーの力を活かしたビジネスが増えています。
なので、本書を読んでITを活用したフリービジネスに取り組んでみてはいかがでしょうか?
本書は、そのきっかけを与えてくれる本でもあります。
ワンフレーズ&一言
二一世紀におけるフリーの力を予測させる最初の徴候は、娯楽、教養、報道とさまざまに姿を変えられるラジオというメディアが二〇世紀に登場したときに見られる。今日、市場に参入する最も破壊的な方法は、既存のビジネスモデルの経済的意味を消滅させることだ。つまり、既存ビジネスが収益源としている商品をタダにするのだ。すると、その市場の顧客はいっせいにその新規参入者のところへ押しかけるので、そこで別のモノを売りつければいい。
出典:フリー〈無料〉からお金を生み出す新戦略 クリス・アンダーソン p.69
今回もワンフレーズでは無くなっていますが、この文章はかなり価値があると思います。
僕は、大企業が有料で提供しているものを無料で提供することができれば、大企業とも対等に戦うことができるような環境があると感じました。
ITビジネスなら大きな資本や大規模な工場を持たずとも、大企業と戦える可能性があるので、個人がITビジネスを展開して大企業と市場のパイを取り合う社会が来そうですね。
仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?
著者:木部智之
簡単な本の紹介
一言で言えば、仕事が速い人になるためのテクニックを学び、個人とチームの生産性を最大化する方法を学ぶことができる本です。
個人として、チームとして仕事を速く進めるためのテクニックが合わせて75種類紹介されています。
個人としての取り組みでは、こだわりの仕事道具のことやメール機能、資料作成、Excelの使い方などがあります。
また、時間を捻出する方法や速さと質を備えた思考法の解説もあります。
チームとしての取り組みでは、仕事をする上での意思疎通のことや打ち合わせ・会議などがあります。
僕としては、時間を捻出する方法の部分が一番勉強になりました。
小さな時間を生み出す方法、大きな時間を確保する方法、そして集中的に作業する重要性を学ぶことができて満足しています。
ワンフレーズ&一言
私は、「思考」こそが仕事の成果を左右するものだと思っています。どれだけ考えて仕事をするかが重要なのです。
出典:仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか? 木部智之 p.222
このフレーズを読んで考えたこととして、世の中のビジネスマンは大半がWordやExcel、PowerPointなど同じようなツールを使っています。
また、同じような新聞を読み、同じようなジャンルの本を読み、同じような生活スタイルをしているように思います。
ビジネスに限らず、一般生活においてもスマホやPCの性能でみても大きな差はありません。
それなのに差が生まれるのは、本書の著者も言うように“どれだけ考えて仕事をするか→つまり、「思考」”の差なのだと考えられました。
なので、世の中の人よりも圧倒的に広く深く思考してアウトプットを重ね、成果を上げていきたいです。
6月は心理学のジャンルを読んで知識や振る舞いを身に付ける
6月は現在読み進めている心理学のジャンルの本を読み、ビジネスにおける心理的要素についての理解を深めたいと思います。
また、これまであまり読んで来なかったジャンルにも触れていけたらと思います。
ということで、以上になります。