こんにちは、やまとです。
これまで、ファイナンシャルプランナーの資格を取ったり、お金に関する本を読むことで、お金について勉強してきました。
今回は、そこで得た知識の中から、「お金持ちになりたい人が知っておくべき、お金の3つの式と考え方」について紹介します。
前提として、知っただけでお金持ちになれる知識は存在しません
いきなり夢の無い話から始めて申し訳ないのですが、知るだけでお金持ちになれる知識は存在しません。
当たり前のことですが、知識を取り入れた後で何か行動を起こすことで、お金持ちになるための知識が活きてくることになります。
なので、ここで紹介する「お金の3つの式」を理解し、少しでも行動を起こすことでお金持ちへの第一歩を歩んでいただきたいです。
では、お金持ちになりたい人が知っておくべき3つの式を紹介していきます。
お金持ちになりたい人が知っておくべき3つの式
これらが、お金持ちになりたい人が知っておくべき3つの式です。
・資産を肥大化させるための式:元利合計=元本×(1+利率)^n
・資本主義社会でお金持ちになるために知っておくべき式:収入-支出+資産×運用利回り
これから、それぞれの式を深堀して説明していきます。
ビジネスにおいて最も基本的な利益を求める式
僕がビジネスにおいて最も基本的で、最も重要だと考えている式は、「売上高-費用=利益」です。
ビジネスにおいてと書きましたが、この式は企業だけでなく、個人の家計にも応用できます。
※これについては、あとで説明が出てきます。
この式が重要な理由は、利益を生むためにすべきことが簡潔に示されているからです。
結局のところ利益を上げるためには、売上高を増やして、費用を減らすことが重要なわけです。
また式を分解すると、売上高(販売単価×数量)-費用(変動費+固定費)=利益となるので、ビジネスの基本が詰まっていると考えています。
言葉だけではイメージが持ちにくいと思うので、ペットボトル飲料の販売を具体例として示しておきます。
お金持ちになりたいと考えるなら、この「売上高-費用=利益」は利益を上げるための基本的な式になるので、知っておくと良いです。
資産を肥大化させるための式
資産を肥大化させるために必要な考え方を含む式は、複利計算の式になります。
計算式は「元利合計=元本×(1+利率)^n」で、次年度は前年の元利合計が元本になります。
ここでは、年数をnとしています。
この式が重要な理由は、2年目から元本に利子を加えたものに利息が付くことを繰り返すため、元本が受け取る利子によって肥大化して行くからです。
なので、長期間にわたって資産運用を行うと、複利効果の恩恵を受けることができ、資産が雪だるま式に増えて行くことになります。
ここまで読んで、「元本が少ないと得られる利子も少なくなるから、複利効果も小さいよね?」と思う方もいると思います。
それは正しい考え方で、確かに元本が少ないと得られる利子が少なくなります。
なので、投資額を増やすなどして元本を増やすことと、資産運用を行う時間(年数)を増やす努力が必要になります。
この現実を知ると若干萎えるかもしれません。
しかし、複利効果を意識した資産運用が有効な手段であることに変わりはないので、式と考え方をセットで覚えておくと良いです。
資本主義社会でお金持ちになるために知っておくべき式
お金持ちになるために最も重要な式は、橘玲さんの著書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」にありました。
その式は、「収入-支出+資産×運用利回り」です。
この式には、「売上高-費用=利益」が「収入-支出=手残り」として含まれています。
つまりここでは、個人の家計の収支に注目した形に置き換えて表現していることになります。
この式が重要な理由は、お金を手元に残し、更に増やすための考え方が簡潔に表現されているからです。
この世のすべてのお金持ちは、この式を「上手く活用している人たち」になります。
この「上手く活用している」を具体的に説明すると、収入UPと無駄な支出の削減を行い、資産を高い運用利回りで可能な限り安定的に運用するということです。
それらの努力によって生まれた利益を資産に加えて再び運用することで、更にお金を増やしているのです。
まさに、富が富を呼ぶサイクルを回しています。
もう少し平たい表現をすると、「お金は友達を欲しがっていて、お金が多くの友達を連れてきている状態」といった感じです。
資本主義社会でお金持ちになるために、まずは「収入-支出+資産×運用利回り」の式を理解することが必要になります。
そして、富が富を呼ぶサイクルを上手く生み出すことが重要になります。
考え方を知ったあとは、小さな行動を起こしてみることが大切
お金持ちになる第一歩として、これらの考え方を知ることは大切なことですが、考え方を知っただけでは何も始まりません。
なぜなら、あなたが置かれている状況が変わったわけではないからです。
何を言いたいかと言うと、考え方を少しでも使って、小さな行動を起こしてみるべきだということです。
なので、いくつか行動例を示しておきます。
②家賃や光熱費、携帯電話の通信料など固定費の見直しを行い、支出を削減する
③許容できるリスクを受け入れ、資産運用を始めてみる
+α:行動の選択肢を増やすために、お金に関する書籍を読んでみる
行動例には、簡単なことから難しいことまで書きましたが、あなたの出来る範囲、やってみたいと思うことから始めると良いと思います。
小さな行動を起こし続けることで、少しずつお金持ちに近づいて行きましょう。
ということで、以上になります。